ブラジル株(28日):反落-景気後退入りで企業利益への懸念増大

28日のブラジル市場では株価指標のボベスパ指数が反落し、通貨レアルも下落した。4-6月(第2四半期)の同国経済が2四半期連続のマイナス成長となり、リセッション(景気後退)入りしたことで、企業利益が低迷するとの懸念が強まった。

  ボベスパ指数は前日比1.2%安の47153.87で終了。週間の上昇率は3.1%に縮小した。今月はこれまでのところ7.3%安と、このままいけば今年に入って最大の月間下落率で引ける。この日はブラデスコ銀行など銀行株が下げた。レアルは前日比0.8%安の1ドル=3.5815レアルと、12年ぶり安値近辺。

  28日に発表されたブラジルの4-6月期国内総生産(GDP)は前期比1.9%減少と、この6年余りで最も大幅な落ち込みとなった。

  ミラエ・アセット・ウェルス・マネジメントのディレクター、パブロ・スピエル氏は「最悪の状況だ。ブラジル経済が縮小しつつあることは誰もが分かっていたが、この日の統計はそのシナリオがさらに悪いことを示した。景気はまだ底打ちしていない可能性がある。企業は既に影響を受けつつあり、近いうちに状況が改善するとは思われない」と述べた。

原題:No Bottom in Sight as Ibovespa Leads World Losses on GDP Woes(抜粋)

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