アジア・太平洋株式サマリー:上海総合は続伸、インドも上げる

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下 の通り。

【中国・香港株式市況】

28日の中国株式市場で上海総合指数は続伸。当局が株価下支えを図 っているとの観測が広がった。

上海総合指数は前日比4.8%高の3232.35で終了。前日は引け際に急 伸し、5.3%高で引けた。同指数は依然として6月に付けた高値を37% 下回っている。CSI300指数は工業株や資源株、テクノロジー銘柄を 中心に値上がりし、4.3%高で取引を終えた。

中国最大の石油・ガス会社ペトロチャイナ(中国石油、601857 CH)は4.1%高。1-6月(上期)決算は前年同期比63%減益となった ものの、原油高が好感された。製油事業でアジア最大手の中国石油化工 (SINOPEC、600028 CH)や鉄道車両メーカーの中国中車 (601766 CH)も高い。

申万宏源集団のセールストレーダー、ジェリー・アルフォンソ氏 (上海在勤)は「政府系ファンドが株式を購入し、相場を支援している と至る所でうわさされている」と指摘。「週前半の大掛かりな調整後、 投資家が株価下落は行き過ぎだと気付き始めているのは明らかだ」と述 べた。

香港市場では遅い時間帯に銀行株が売られ、中国本土企業で構成さ れるハンセン中国企業株(H株)指数が1.1%安、ハンセン指数は1% 安と共に下落して引けた。

【インド株式市況】

28日のインド株式相場は上昇。前日発表された4-6月(第2四半 期)の米実質国内総生産(GDP)改定値が速報値から上方修正された ことを受け、米経済の力強さで中国経済減速の影響を補えるとの楽観が 高まった。これを背景に、エネルギー株とテクノロジー銘柄が買われ た。指標のS&P・BSEセンセックスは週間ベースの下げ幅を縮小し た。

インド石油ガス公社(ONGC)は4カ月ぶりの大幅高。インド最 大の産銅会社ベダンタは2日間の上げとしては1年3カ月で最大となっ た。ソフトウエア輸出で国内2位のインフォシスは2週間ぶり大幅高。 携帯電話サービスのブハルティ・エアテルも大きく上げた。

センセックスは前日比0.6%高の26392.38で取引を終了。バリュエ ーション(株価評価)が6月以来の低水準となったことや、中国株の反 発でリスク資産に対する投資意欲が高まった。24日には5.9%安 と、2009年1月以降で最もきつい値下がりとなっていた。週間ベースで は3.6%安と、2カ月ぶりの大幅安。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前日比0.6%高の5263.56。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比1.6%高の1937.67。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比2.5%高の8019.18。