オラムのバーギースCEO:三菱商事の資金はM&A推進に寄与へ

  • 商品相場安と資産価格下落で、事業を拡大する機会広がる
  • オラム株は一時10%と、2014年12月以来の高値-割当増資合意で

シンガポールの食糧・食品会社オラム・インターナショナルのサニー・バーギース最高経営責任者(CEO)は28日、第3者割当増資で三菱商事から得られる見通しの9億1500万シンガポール・ドル(約790億円)が今後の企業の合併・買収(M&A)に寄与するだろうと述べた。

  同CEOはブルームバーグとのインタビューで、商品相場安と資産価格下落により、オラムが事業を拡大する機会が広がっており、三菱商事の資金はその機会を生かす原動力となると語った。

  三菱商事はオラムの株式20%を取得することで合意。第3者割当増資を引き受けるほか、オラムを創設したケワルラム・チャンライ・グループの持ち分8%を取得する。

  バーギースCEOは「これは成長資金となる」と述べ、「現在の商品市場情勢と全般的なマクロ状況を考慮すれば、この資金で当社の戦略に沿った幾つかの興味深い機会が徐々に拡大すると確信する」と語った。

  オラム株はシンガポール時間午前10時1分(日本時間午前11時1分)時点で、10%高の2.11シンガポール・ドルと、2014年12月以来の高値。

原題:Olam’s Mitsubishi Cash Injection to Help With M&A, CEO Says (1)(抜粋)