100兆円のノルウェー政府ファンド、過去1カ月で5%超損失-CEO

8300億ドル(約100兆円)規模の政府系ファンド(SWF)であるノルウェーの「政府年金基金グローバル」は、過去1カ月間に投資資産が5%余り値下がりした。

20年で最悪の中国株下落が響いた可能性がある。ファンドを運営するノルウェー中央銀行投資運用部門(NBIM)のイングベ・スリングスタッド最高経営責任者(CEO)は26日のVG紙向けのポッドキャストで、最近の展開は中国が目指す消費主導経済への転換が難航していることを示唆するものだと指摘した。

Norges Bank Investment Management CEO Yngve Slyngstad.

Photographer: Krister Soerboe/Bloomberg

同CEOは「全てを安全な銀行に置いておくことはできない。リスク資産にも投資しなければならない。当ファンドは債券と株と不動産に投資している。世界経済に投資している」とコメントした。

同CEOは中国への投資を世界経済の成長から恩恵を受ける手段と位置付け、拡大を図ってきた。同ファンドは今年、中国の人民元建てA株への投資を25億ドル相当とそれまでの15億ドルから増やすことを認められていた。昨年末時点の中国と香港への投資は約270億ドル相当だった。

原題:Norway’s Wealth Fund Lost More Than 5% in Past Month (1)(抜粋)

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