株式市場に買い安心感広がる-原油も6年ぶり大幅高、米GDP好感

  • 2営業日の米S&P500種上げ幅は2009年以来の最大を記録
  • いったん値を削るなど依然、急変動に見舞われやすい相場動向

27日の世界の株式市場は安心感が広がる中で上昇し、S&P500種株価指数は2営業日の上げとしては2009年以来最大となった。中国株は6営業日ぶりに反発。この日発表された4-6月(第2四半期)の米実質国内総生産(GDP)改定値がエコノミスト予想を上回ったことが好感され、ニューヨーク原油先物は約6年ぶりの大幅高になった。

  ただS&P500種はこの日、いったん2.5%高を付けた後に取引後半で値を削り、一時は0.5%未満まで上げ幅が縮小。依然として相場の急変動に見舞われやすいことを裏付けた。

  株式相場の上昇を促したのは26日の米株の急反発などによるリスク資産への投資意欲回復だった。今月11日の人民元切り下げ以来、中国の景気減速が世界成長を脅かすとの懸念で世界的に売りが広がっていた。

  LPLファイナンシャル(ボストン)のチーフ経済ストラテジスト、ジョン・カナリー氏は「株価が回復したことから、われわれは現在、GDPや金融当局といった米国内の動向に注目している」とし、「調整局面は楽しいものではないが、それを超えると再び重要な材料に集中できる」と指摘した。

  S&P500種は2.4%高で終了。前日は3.9%高だった。

原題:Relief Rally Spreads Across Markets as Oil Jumps Most in 6 Years(抜粋)

Trashline: (Corrects gold price in 14th paragraph.)
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