アジア・太平洋株式サマリー:上海総合が反発、印株は大幅上昇

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下 の通り。

【中国・香港株式市況】

27日の中国株式相場は上昇。上海総合指数が6営業日ぶりに反発し た。政府系ファンドが購入を再開したとの観測が広がった。

上海総合指数は前日比5.3%高の3083.59で終了。引け際に急伸し た。同指数の構成銘柄中、値上がりと値下がりの比率は約13対1。金融 株は1カ月ぶりの大きな値上がり。上海総合指数の前日まで5営業日の 下げ率は23%と、1996年以来最大となっていた。

中原証券の張剛ストラテジスト(上海在勤)は「銀行株や保険株な どウエートの重い銘柄が指数を押し上げた。中国証券金融が株価てこ入 れに向けて再び市場介入している可能性がある」と述べた。

CSI指数は5.95%高。金融株と工業株の指数が共に上昇した。中 国工商銀行(601398 CH)は4.7%高、中国銀行(601988 CH)は6.3% 高。両銘柄とも7月初め以来の大幅な上げとなった。

香港市場では、中国本土企業で構成されるハンセン中国企業株(H 株)指数が4.6%高で引け、10営業日ぶりに上昇に転じた。ハンセン指 数は3.6%高。前日は約2年ぶり安値だった。

【インド株式市況】

27日のインド株式相場は反発。指標のS&P・BSEセンセックス は前日付けた1年ぶり安値から一転して、今年2番目の大幅高となっ た。デリバティブ(金融派生商品)取引が期日を迎える中、金融銘柄と 金属株、製薬株の上げが目立った。

住宅金融でインド最大手のハウジング・デベロップメント・ファイ ナンス(HDFC)は6年ぶりの大幅上昇、インドステイト銀行 は1.5%高となった。製薬大手のサン・ファーマシューティカル・イン ダストリーズとシプラ、ルピンが買われた。金属株ではベダンタとタ タ・スチールが5月以来の大きな値上がり。

センセックスは前日比2%高の26231.19で取引を終了。これは1 月15日以降で最大の上げ。26日の米国株が4年ぶり大幅高となったこと を手掛かりに、この日のアジア株は軒並み上昇した。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前日比1.2%高の5233.32。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比0.7%高の1908.00。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比1.4%高の7824.55。