トランプ氏:自身も含め富裕層への増税目指す-中間層には減税

  • 候補者指名争いリードするトランプ氏が具体的な政策の説明開始
  • ファンド運用マネジャーが受け取る成功報酬への税優遇は言語道断

来年の米大統領選の共和党候補者指名争いをリードする資産家、ドナルド・トランプ氏は自身の経済政策を具体的に示し始め、富裕層増税を目指すことを明らかにした。

  トランプ氏はブルームバーグの番組「ウィズ・オール・デュー・リスペクト」のインタビューで、税制を改革したいと発言。「私は変革し、簡素化するつもりだ」と、ニューヨーク・マンハッタン5番街の超高層ビル「トランプ・タワー」のロビーで語った。

Mark Halperin and John Heilemann interview Republican presidential candidate Donald Trump at Trump Tower.

Source: Bloomberg)

 トランプ氏はファンド運用マネジャーが受け取る成功報酬である「キャリードインタレスト」への税優遇措置に言及。「私はキャリードインタレストを除外するだろう。現行の納税額は極めて少なく言語道断であり、年収数億ドルの人たちに税を支払わせるつもりだ.。現在彼らはほとんどわずかしか税金を支払っていない」と述べる一方で、「中間層については減税を行いたい」と表明した。

  富裕層増税を行うというなら、自分自身もより多くの税金を納める覚悟が出来ているのかとの質問に、トランプ氏は「そうだ。自分としては問題ない」と答えた。

  同氏はまた、企業が本社を税率の低い海外に移転する「インバージョン」への対策として、法人減税などを主張した。

 原文:Donald Trump Says He Wants to Raise Taxes on Himself(抄訳)