きょうの国内市況(8月26日):株式、債券、為替市場

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●日本株ことし最大の上昇率、中国利下げ好感-内外需とも全業種高い

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東京株式相場は7営業日ぶりに大幅反発し、ことし最大の上昇率と なった。中国人民銀行(中央銀行)による利下げや連日の急落に対する 反動などから買いが膨らんだ。内外需とも幅広く買われ、東証1部33業 種はすべて上昇した。

TOPIXの終値は前日比46.32ポイント(3.2%)高の1478.97、 日経平均株価は570円13銭(3.2%)高の1万8376円83銭。上昇率はいず れも、日本銀行の予想外の追加金融緩和が実施された2014年10月31日 (TOPIX4.3%、日経平均4.8%)以来の大きさとなった。

損保ジャパン日本興亜アセットマネジメントの上野賢司シニア・イ ンベストメントマネジャーは、中国の「利下げを受けた一定の安心感は きょうの相場に出ている。次の財政関連の施策などにも期待が集まる」 と述べた。国内では、「一定程度下がったところで買う、公的年金の買 いなどがある」とも話した。

テクニカル分析の観点からは、TOPIXが直近6営業日で14%下 落。東証1部の騰落レシオは25日時点で67%と目先の売られ過ぎを見極 める上での分岐点となる80%を引き続き割り込み、2012年6月以来の低 水準だった。

東証1部33業種上昇率上位では、電気・ガス、保険、その他製品、 その他金融、電気機器、証券・商品先物取引、サービス、陸運などが並 んだ。売買代金上位では、トヨタ自動車やみずほフィナンシャルグルー プ、ファーストリテイリング、東京電力などが上昇。村田製作所の上昇 率は10%を上回った。半面、コマツは下落。東証1部の売買高は34 億4739万株、売買代金は3兆8000億円。上昇銘柄数は1792、下落92。

●長期金利が小幅上昇、国内株高重し-金利上昇リスクに警戒との見方

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債券市場では長期金利が小幅上昇した。前日の米国債相場が1週間 ぶりに反落したことに加えて、国内株式相場の大幅反発が売り手掛かり となった。市場参加者からは、金利上昇リスクを警戒しているとの見方 が出ていた。

26日の現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の339回 債利回りは、日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値よ り0.5ベーシスポイント(bp)高い0.375%で開始。しばらく0.37%で推移 したが、午後は再び0.375%を付けた。新発5年物の124回債利回り は0.5bp高い0.075%。新発20年物の153回債利回りは0.5bp高い1.14%で 開始し、一時1.15%と1週間ぶり水準まで上昇した。

長期国債先物市場で中心限月9月物は、前日比4銭安の147円90銭 で開始し、147円88銭まで下落した後、水準を切り上げ、7銭高の148 円01銭を付けた。午後は前日の終値付近でもみ合いとなり、結局は3銭 高の147円97銭で引けた。

野村証券の中島武信クオンツ・アナリストは、「これまでの展開か ら先物が148円を上回ると重たい印象。10年債利回りの0.35%割れ定着 は難しい感じで、売りが出ている」と話した。一方、「目先は長い年限 の入札がないほか、月末に向けて保有年限の長期化の需要もあり、需給 は良い。日銀買い入れオペの結果は、短いゾーンは応札倍率が高いが、 2年債入札を控えているので気にしないで良いだろう」と述べた。

日銀がきょう実施した長期国債買い入れオペ4本の結果によると、 残存期間1年超3年以下、10年超25年以下、25年超の応札倍率が前回か ら上昇した。一方、3年超5年以下は低下した。

●ドル・円が上昇、株反発で一時119円台後半-不安定な値動き続く

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東京外国為替市場ではドル・円相場が上昇。日本株の反発などを背 景にリスク回避の動きが弱まり、ドル買い・円売りが優勢となった。

26日午後4時23分現在のドル・円相場は1ドル=119円50銭前後。 朝方には118円45銭まで弱含む場面が見られたが、午後に入り一時中国 株が急伸し、日本株も上げ幅を拡大すると、119円83銭までドル買い・ 円売りが進んだ。

外為どっとコム総研の川畑琢也研究員は、後場に入ってから株が一 段高となり、上海株もプラスになったことで、ドル・円は押し上げられ たと指摘。もっとも、「いったん荒れた相場が落ち着くには時間がかか る」とし、ドル・円も7月安値や200日線などが集中する120円台半ばか ら後半を抜けないと「以前の景色には戻らない」と語った。

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