暗記すべき大虐殺の底値は「1867.01」-数週間は再トライも

暗記していないならメモしておいた方がよ い。「1867.01」という数字のことだ。

これは株式市場の「大虐殺」が起きた24日のS&P500種株価指数 の安値だが、中国がパンチボウルを新たに提供しても、この水準を再び 試す可能性が十分あるとプロのチャートウオッチャーの多くが確信して いる。

つまりテクニカルアナリスト用語で「再トライ」といわれる現象 だ。24日のような最高潮の劇的な急落に見舞われた後は、相場は急激に 戻すことが多い。しかし、ホラー映画の悪役が第2幕で殺されたと考え てしまうような思い違いをしてはいけない。

2010年の「フラッシュクラッシュ」の後や、米格付け会社スタンダ ード・アンド・プアーズ(S&P)が11年に米国債の格付けを最上級の 「AAA」から引き下げた後も同じことが起きた。

オッペンハイマーのテクニカル分析責任者アリ・ウォルド氏は、今 の市場が11年のロードマップ(行程)に沿って同じような3段階のプロ セスをたどり、24日のような強烈な安値とその後の反騰に続き、それほ ど強烈でない二番底に達すると予想。強度で劣るこの底値が「売りが和 らぎ、市場全般が上向く準備が整ったことを示す兆し」になると指摘し た。

RBCキャピタル・マーケッツのテクニカルアナリスト、ロバー ト・スルイマー氏は「より持続可能で投資に適した安値が定着するま で、今後数週間である種の『再トライ』を経験する必要があるだろう」 と予想している。

原題:Remember Yesterday’s Low in Stocks Because We May See It Again(抜粋)