ブラジル株:ボベスパ指数、続伸-2日間の上げは4月以来の大きさ

  • バリュエーションが1月以来の低水準に近く、割安感強まる
  • 金融株と輸出株の上昇目立つ、イタウが指数の上げを主導

26日のブラジル株式市場では、指標のボベスパ指数が続伸。2日間の上げとしては約4カ月ぶりの大きさとなった。バリュエーション(株価評価)は1月以来の低水準に近く、割安感から買いが入った。

ブルームバーグの集計データによれば、ブラジル株の予想株価収益率(PER)はこの日の上昇分を含めても10.8倍と、過去1年の平均を10%下回っている。

同日発表されたブラジル中央銀行のデータによると、7月の銀行融資は前年同月比9.9%増となり、金融株の値上がりが目立った。時価総額で中南米最大の銀行、イタウ・ウニバンコ・ホールディングが指数の上げを主導した。

売上高全体に占める輸出の割合が大きい航空機メーカーのエンブラエルが約3週間ぶりの大幅高。この日のレアル相場が一時1.1%下落し、利益見通しが改善した。パルプメーカーのフィブリア・セルロージは続伸。

ボベスパ指数は前日比3.4%高の46038.08で終了。2日間の上昇率は3.8%に達した。レアルは 0.4%高の1ドル=3.6027レアル。

証券会社ギジ・インベスチメントスのアナリスト、イグナシオ・クレスポ氏は「投資家は大幅下落後の投資機会を生かそうとしている」と指摘。「しかし、国内外のシナリオは依然非常に不透明であり、注意が必要だ」とコメントした。

原題:Ibovespa Posts Best Back-to-Back Gain Since April on Valuations(抜粋)