欧州株:下落、前日の反発で流れ変わらず-シンジェンタが急落

  • ストックス600指数は一時的にプラス圏に浮上したものの、再び下落
  • シンジェンタが売りを浴びる、米モンサントが買収を断念

26日の欧州株式相場は反落。指標のストックス欧州600指数は前日に2011年以来の大幅高となったものの、下げ基調を覆すには十分ではなかった。

今週の相場は乱高下となっている。24日には金融危機以来の大幅安となった後、25日には中国の利下げを好感して反発した。この日はスイスのシンジェンタが18%安と、構成銘柄の中で最もきつい値下がりとなった。米モンサントがシンジェンタ買収断念を発表したことが売り材料。

ストックス600指数は前日比1.8%安の350.14で取引を終了。いったんは2.7%安まで下げた後、7月の米製造業耐久財受注が予想を上回ったことを手掛かりに上昇し、0.2%高となる場面もあった。

オフィ・ジェスチョン・プリべ(パリ)の運用担当者ジャック・ポルタ氏は「視界が良くなるまで、ボラティリティは高まるだろう」とし、「中国の元切り下げが不安を呼び、経済データも芳しくない。原油と商品の急激な値下がりは気がかりだ」と語った。

この日の西欧市場では、スイスのSMI指数が最も大きく下げた。上場来で最大の下げとなったシンジェンタが重しとなった。掘削請負会社トランスオーシャンは8%安。

欧州の個別銘柄では、合併で合意したブックメーカーのパディ・パワーとベットフェア・グループが急伸した。

原題:Europe Stocks Fall as Rebound Proves Temporary; Syngenta Slumps(抜粋)