アジア・太平洋株式サマリー:上海総合は5日続落、印株も下落

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下 の通り。

【中国・香港株式市況】

26日の中国株式相場は下落。上海総合指数が5営業日続落で引け た。取引時間中は前日終値を挟んだ不安定な値動きだった。中国人民銀 行(中央銀行)が前日引け後に追加利下げを発表したものの、株安に歯 止めをかけるには至っていない。

上海総合指数は前日比1.3%安の2927.29で終了。一時4.3%高とな る一方、3.9%安を付ける場面もあった。この5日間の下落率は1996年 以来最も大きい。CSI300指数は0.6%安。

人民銀は25日の取引終了後、昨年11月以降で5回目となる利下げを 発表。市中銀行の預金準備率引き下げも決定した。

パートナーズ・キャピタル・インターナショナル(香港)の最高責 任者、温天納(ロナルド・ワン)氏は「当局が何をしようが、現金に換 えたいというセンチメントが株式投資家の間では依然優勢だ」と指摘。 「信頼感は既に損なわれており、政策の有効性をめぐり疑問が広がりつ つある。市場は当面、引き続き売り圧力にさらされるだろう」と述べ た。

香港市場では、中国本土企業で構成されるハンセン中国企業株(H 株)指数が前日比0.9%安で引け、9営業日続落。ハンセン指数は1.5% 下げて、約2年ぶり安値となった。

【インド株式市況】

26日のインド株式相場は下落。指標のS&P・BSEセンセックス は2週間ぶり安値を付けた。デリバティブ(金融派生商品)取引の期限 を翌日に控え、金融株と製薬株の下げが目立った。

住宅金融でインド最大手のハウジング・デベロップメント・ファイ ナンス(HDFC)が1月以来の安値まで売り込まれたほか、インドス テイト銀行とICICI銀行も下げ、銀行銘柄指数は今週2回目の下げ となった。時価総額で国内最大の製薬会社サン・ファーマシューティカ ル・インダストリーズは3日続落した。

センセックスは前日比1.2%安の25714.66で取引を終了。海外勢に よる8月のインド株売買動向は16億8000万ドルの売り越し。このままい けば、月間ベースとしては2013年6月以来最大の売り越し額となる。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前日比0.7%高の5172.77。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比2.6%高の1894.09。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比0.5%高の7715.59。