不倫サイト情報漏えいで被害者が反撃の提訴-原告名は「男A」

既婚者向けの出会い系サイト、アシュレイ・ マディソンと運営会社のアビッド・ライフ・メディア(ALM)を相手 取り、同サイトのデータ漏えいで被害を受けたとする米国のユーザーが 訴訟を起こした。

ハッカーがデータを盗み、匿名だったはずの3700万人余りの利用者 の電子メールアドレスなどの情報がインターネット上に拡散した。カリ フォルニア州在住の複数の原告はそれでも匿名にこだわり「男性A」と して提訴した。

「人生は短い、不倫しましょう」の宣伝文句を掲げるアシュレイ・ マディソンは、19ドルを支払うと一度利用したユーザーのプロフィルを 消去すると約束していたが、これを払ったにもかかわらず実際にはデー タが残っていたと原告らは訴えた。

ただ、原告らにとって厳しい闘いになるとプライバシーと情報セキ ュリティー関連訴訟を専門に扱う法律事務所ウィリー・レインのパート ナー、カーク・ナーラ氏は説明する。

同氏によれば、具体的な損害の内容や被害者の身元といった事の詳 細こそが訴訟では重要だが、これが障害になる。「この種の訴訟で原告 は身元を明らかにしたいだろうか。さらに何が損害かという問題もあ る。妻に離婚されたことがサイトの責任だと立証しようとする議論は、 興味深いものになるだろう」と同氏は話している。

原題:U.S. Ashley Madison Suits Over Data Breach Begin With ‘Doe’ (3)(抜粋)

--取材協力:Dawn McCarty.

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