中国株の信用取引融資残、ピークから1兆元縮小-手じまい進む

中国株の信用取引融資残高は6月のピークか ら1兆元(約18兆6400億円)縮小した。株価が急落する中で株式トレー ダーが手じまいを進めている。

上海と深圳の証券取引所の信用取引融資残高は6月18日には過去最 高の2兆2700億元に達したが、今月24日時点で約1兆2500億元に減少し た。景気減速見通しを考えると、バリュエーション(株価評価)が世界 の主要市場で最高水準にあるのは正当化されないとの懸念が広がり、上 海総合指数は6月の高値から45%下落している。

KGIセキュリティーズや申万宏源集団は、信用取引融資の減少に ついて、ボラティリティ(変動性)が約20年ぶりの高水準から低下する ことを促すと指摘する。一方、CIMBセキュリティーズのスコット・ ホン氏は、レバレッジの回復を伴わない持続的相場上昇の可能性はほと んどないと話す。

CIMBでアナリストを務めるホン氏は「レバレッジを利用した資 金がけん引していた強気相場は、レバレッジが縮小すれば続かない。一 定の値幅で値固めできればそれが最良のシナリオだろう」と述べた。

原題:China Margin Debt Shrinks by 1 Trillion Yuan as Trades Unwind(抜粋)

--取材協力:Lisa Pham、Amanda Wang.

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