中国緩和でアジア通貨の明暗分かれる-東南アジア通貨は下落

中国人民銀行(中央銀行)が25日発表した追 加金融緩和を受け、26日のアジア外国為替市場では台湾ドルや韓国ウォ ンが上昇する一方、マレーシア・リンギットやタイ・バーツが下落して いる。

台湾ドルは台北時間午前11時21分(日本時間午後0時21分)現在、 米ドルに対し1.1%高、韓国ウォンは0.7%上げている。東南アジア通貨 は下落。リンギットは0.9%安、インドネシア・ルピアは0.4%安、バー ツは0.3%安、フィリピン・ペソは0.1%下げている。

株式市場では韓国総合株価指数が大きく上げ、台湾の加権指数も前 日の3.6%高に続き、安定した推移となっている。

人民銀は11日には事実上の人民元切り下げを実施。アジアで通貨安 競争が広がるとの懸念が強まった。ジャカルタのバハナ・セキュリティ ーズで調査責任者を務めるハリー・スー氏は、中国の利下げはルピアと インドネシアの経済成長に対する下振れ圧力を強めるだろうと述べた。

原題:PBOC’s Easing Highlights North-South Divide in Asian Currencies(抜粋)

--取材協力:Harry Suhartono.