中国株、一段安となるか上昇に転じるかの転換点にある-デマーク氏

  • 上海総合指数が下落を回避するためには26日終値が3200を上回る必要
  • 終値がこの水準を上回らなければ2590まで値下がりする可能性

今月の中国株下落を予想していたトム・デマーク氏は、上海総合指数が26日にテクニカル分析で重要な節目となる水準を下回ればあと13%下げる可能性があると指摘した。

  デマーク・アナリティクスの創業者であるデマーク氏によると、26日の終値が3200(前日比約8%高)を上回らなければ、昨年11月以来の安値である2590まで下げる可能性があると述べた。一方、26日終値がその水準を上回れば、4兆ドル(約480兆円)超相当の時価総額が吹き飛んだ中国株安が終了する可能性を示唆するだろうと述べた。

  デマーク氏(68)は米アリゾナ州スコッツデールで電話取材に応じ、「われわれは瀬戸際に立っている」と指摘。「転換点は26日だ」と述べた。同氏は40年余りにわたり相場の転換点を特定する指標を開発している。

  25日の中国株式市場で上海総合指数は2964.967で終了。4営業日での下落率は22%と、1996年以来最大となった。25日の米国市場では中国の人民元建てA株に連動する上場投資信託(ETF)が中国人民銀行による昨年11月以来5回目の利下げを受けて上昇した後、上げ幅を縮小した。

  デマーク氏は7月27日、上海総合指数が今後3週間で14%下落すると予想。1929年の米国の株価大暴落に似た相場パターンを示しているためだと説明した。数日ずれたものの、この予想は的中した。

原題:DeMark Says Chinese Stocks Are at Make-or-Break Inflection Point(抜粋)