南アフリカ:4-6月GDP、前期比年率1.3%減-経済に暗雲

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  • 電力不足と商品相場の落ち込みが生産の足かせとなっている
  • 通貨ランドが下落する中で、中銀が景気を支援する余地は小さい

南アフリカ共和国の経済は4-6月(第2四半期)にマイナス成長となった。通貨安と電力不足、商品下落に見舞われている同国経済の見通しがさらに暗くなった。

  南ア統計局が25日発表した4-6月期の国内総生産(GDP)は前期比年率1.3%減。ブルームバーグがまとめたエコノミスト16人の調査では中央値で0.6%増が見込まれていた。

  経済研究所(BER)のエコノミスト、ヒューゴ・ピエナー氏は統計発表前の電話インタビューで、「成長が昨年を上回らない可能性は極めて高い」と語った。昨年は1.5%のプラス成長だった。

  同国の中央銀行は先月、政策金利であるレポ金利を0.25ポイント引き上げ6%とした。1年ぶりの利上げに踏み切った同中銀は、インフレ率が3-6%の目標レンジを来年1-6月(上期)に超えると予想している。

原題:South Africa’s Economic Woes Worsen as GDP Contracts 1.3%(抜粋)