ブラジル株:ボベスパ指数が反発-中国の金融緩和を好感

  • 一時2.8%高も米株の終盤の下げで上昇幅を縮小、0.5%高で引けた
  • 経常赤字の拡大が売り材料となり、通貨レアルは12年ぶり安値

  25日のブラジル株式市場では、指標のボベスパ指数が6年ぶりの安値から反発。最大の貿易相手国である中国が景気刺激のために追加金融緩和に動き、ブラジル輸出企業の見通しが改善されるとの観測が広がった。この日発表された経常収支の赤字が前月から拡大し、通貨レアルは12年ぶりの安値を付けた。

  ブラジル石油公社(ペトロブラス)が上昇。原油先物相場の持ち直しで同社のオフショア投資の見通しも改善された。ビールメーカーのアンベブも高く、ボベスパ指数の上げに大きく寄与した。

  ボベスパ指数は前日比0.5%高の44544.86で終了。一時は2.8%高となる場面もあったが、米市場のS&P500種株価指数が終盤にかけて下げに転じ、ブラジル株も上げ幅を縮小した。

  証券会社エリチ・コレトラのエコノミスト、エルス・フェルマン氏は「中国は世界の市場に若干の安心感を提供した。しかし、あまりにも多くの不透明要因が残っており、ブラジル自体のシナリオも非常に悲観的だ」とコメントした。

原題:Brazilian Stocks Advance on China as Real Leads World Declines(抜粋)

翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:
東京 岩城伸也 +81-3-3201-8942 siwaki@bloomberg.net
翻訳記事に関するエディターへの問い合わせ先:
内田良治 +81-3-3201-3396 ruchida2@bloomberg.net