ゴールドマンのスローガン、「債券は助手席」-変動の主役でない

中国発の世界株安でボラティリティ(変動 性)が大きく上昇した市場で、債券は難を逃れている。米ゴールドマ ン・サックス・グループが指摘した。

この見方にはデータの裏付けがある。この1週間の大変動にもかか わらず、ドイツ国債の利回りは過去1年の平均から10ベーシスポイント (bp、1bp=0.01%)程度しか離れていない。

ゴールドマンのマクロ・市場調査共同責任者のフランチェスコ・ガ ルザレリ氏はブルームバーグとのインタビューで、「われわれのスロー ガンは、債券は助手席、というものだ。今回の変動の中心ではない」と 話した。

ブルームバーグがまとめたアナリスト調査では、ドイツ10年債の利 回りは年末までに25bp未満しか上昇しないとの予想が示された。10年 物米国債については50bp未満と予想されている。

JPモルガン・アセット・マネジメントで債券を担当する投資責任 者、ニコラス・ガートサイド氏も「国債の利回り上昇の度合いはかつて 考えられていたよりも小さいだろう。インフレ期待が低くなっているか らだ」と話した。

原題:Goldman’s Slogan for Market Rout Is Bonds in the Passenger Seat(抜粋)

--取材協力:Eshe Nelson.

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