サマーズ氏:世界的な金融不安定増大や成長鈍化のリスク

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サマーズ元米財務長官は24日、ブルームバー グとのインタビューで、米国や世界の成長鈍化を伴って世界的な金融の 不安定さが増大するリスクがあるとの認識を明らかにした。

ハーバード大学教授の同氏は「現在は中国を含め、金融の脆弱(ぜ いじゃく)さが異例に高まっている」と発言した。

同氏はインタビューに先立ってツイッターで、最近の出来事を1997 -98年のアジア金融危機や2007-08年のサブプライム住宅ローン危機と 比較し、「われわれは非常に深刻な状況の初期段階にいる可能性があ る」と述べた。さらに、これら2回の危機は当初「非常に軽視されてい た」と指摘した。

サマーズ氏は米利上げについて、現在の情勢を考慮すれば次回の米 連邦公開市場委員会(FOMC)で実施するのは誤りだと指摘。「リス クのバランスは不安定性や成長鈍化、ディスインフレ、デフレへと傾い ている」と分析し、「利上げすべき時ではない」と述べた。

原題:Summers Sees Risks of More Financial Instability, Slower Growth(抜粋)

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