S&P500強気派、出来高上位銘柄に裏切られる-大幅下落

投資家が現在、米国株から資金をかつてない ペースで引き揚げている理由の1つは、最も選好する銘柄で損失を被っ ているためだろう。

S&P500種株価指数構成銘柄のうち、アップルやアルコア、ゼネ ラル・エレクトリックなど出来高上位50銘柄の株価は、7月までの3カ 月間で5.7%下落。これは同指数の低下率の5倍に相当し、ブルームバ ーグとバンク・オブ・アメリカ(BOA)が集計したデータによれ ば2011年以来の大幅な下げとなった。同指数は先週、週間ベースでこの 4年間で最大の下落を記録した。

出来高の多い銘柄が株価急落時に大きく下げるのは珍しくはないも のの、先週の大幅安があったとはいえ年初来の変動幅が小さい市場でこ れだけ下げたことは注目される。

FBNセキュリティーズのチーフ市場テクニカルアナリスト、 JC・オハラ氏は「これらの銘柄は投資家が一般的に保有しているもの であり、誰もが『相場全体が上昇すれば、恐らく上げを主導する』と指 摘している銘柄だ」とし、投資家は「これらの株が実際に低迷すれば、 困惑して『良いわけがない』と言うだろう」と語った。

原題:S&P Bulls Betrayed by Most Loved Stocks Exposes Fragile Footing(抜粋)

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