ヘッジファンドの原油買い越し、5年ぶり低水準-40ドル割れ

原油の強気派でいることは最近、とても孤独 だ。

ヘッジファンドによるウェスト・テキサス・インターミディエート (WTI)原油の買い越しは先週、5年ぶりの低水準となり、数日後に 相場は2009年以来の1バレル=40ドル割れとなった。米シティグループ は一段安を予想。供給過剰が続くため32ドルに下げるとの見通しを示し ている。

供給過剰が1億バレル近くに膨らみ、原油先物相場は1986年以降で 最長の下落を示している。米国の製油所は相次ぐ稼働停止と火災で原油 在庫の処理能力が低下している上に、定期点検も予定されている。ガソ リン需要の平均は2007年以来の高水準となっているものの、9月初旬の レーバーデーの祝日の後には減少する見通しだ。

エネルギーコンサルティング会社リポウ・オイル・アソシエーツ (ヒューストン)のアンディ・リポウ社長は電話インタビューで「レー バーデーが近づいていることに加え、製油所が定期点検期に入るため原 油需要は後退すると予想され、強材料は何もない」と指摘。「相場には かなり長期にわたって下押し圧力がかかるだろう」と述べた。

米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによれば、WTI原油 の先物とオプションの買越残高は18日終了週に6342枚(6.4%)減少し 9万3406枚。

原題:Bullish Oil Bets Sink to 5-Year Low as Futures Flirt With $40(抜粋)

--取材協力:Barbara Powell.