電気自動車ベンチャーGLM、約17億円を調達-国内外24社から

スポーツカー型の電気自動車(EV)を開 発・販売するGLMは、国内外のファンドや企業など24社から約17億円 を調達した。同社関係者が匿名を条件に明らかにした。

同社は調達した資金で、2014年に販売を開始したトミーカイラZZ のアフターサポート体制の拡充や、欧州や中東、アジアなど海外販売の 加速、プラットホームと呼ばれるボディを載せない車台部分のみの販売 事業の推進などに活用する。

同社にとって2回目となる今回の資金調達ラウンドでは、サウジア ラビアの政府系ファンド、リヤド・バレー・カンパニーや台湾政府系の ゴールデン・アジア・ファンド・ベンチャー、東京大学エッジキャピタ ルなどから資金を調達。13年の1回目のラウンドでは、グロービス・キ ャピタル・パートナーズなどベンチャー投資会社から4億1000万円を調 達していた。

GLMは京都大学発ベンチャーとして10年4月に設立。トヨタ自動 車や日産自動車出身の技術者などが中心となり自社で開発と販売を進め ている。トミーカイラZZ(車両本体価格800万円)は99台の限定販売 で14年8月に発売。180件超の予約希望が集まっているという。

同社は既存のトミーカイラZZのほか、マイナーチェンジモデルの 販売も予定。さらに、17年春をめどに国内での新規株式公開を目指して いる。ブルームバーグの取材に対し、GLM広報担当の野坂研氏はコメ ントを控えた。