商品指数が99年以来の低水準、資源株も大幅安-供給過剰懸念

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商品相場のリターンを示す指数が24日、1999 年以来の水準に低下し、資源株も大きく下落した。中国経済の減速で供 給過剰が悪化するとの懸念が強まった。

原油や金属など商品22品目で構成するブルームバーグ商品指数終値 は2.2%下げて85.8531と、1999年8月以来の安値引け。株式市場ではス イスのグレンコアやオーストラリア・英系BHPビリトン、米エクソン モービルといった鉱山・石油探査銘柄が大きく売られ、原油市場では北 海ブレント原油が2009年以降で初の1バレル=45ドル割れとなった。

ソシエテ・ジェネラルのアジア商品調査責任者、マーク・キーナン 氏(シンガポール在勤)は電子メールで、「商品相場全体で市場心理が 極めて悪化している。市場では供給過剰懸念が強まっている」と指摘し た。

中国の経済成長率が1990年以来の低水準になると予想される中、原 材料価格は下落している。グレンコアのアイバン・グラゼンバーグ最高 経営責任者(CEO)は、中国経済は1-6月(上期)に予想されてい たよりかなり軟調だったとの見方を示した。同国はエネルギーや穀物、 金属の世界最大の消費国。

CMCマーケッツ・アジアの市場担当チーフストラテジスト、リッ ク・スプーナー氏はシドニーから電話インタビューに応じ「この日の中 国株式相場の大幅下落が影響している。市場関係者が中国経済をめぐる 対応について神経質になっており、それが商品に直接的に関係してい る」と説明。「今は基本的にリスクオフの動きだ」と述べた。

原題:Commodity Gauge Slumps to Lowest Since ’99 as China Roils Market(抜粋)

--取材協力:David Stringer、Rishaad Salamat、Jasmine Ng、Pratish Narayanan.