商品価格、米株式に対し02年以来の低水準-さらに低下か

商品価格の下落がどれほど深刻かを測る方法 がもう1つある。商品価格の推移を株式と比較することだ。

商品24品目で構成するS&P・GSCI指数は、S&P500種株価 指数と比較して2002年以来の低水準に近くなっている。しかし、歴史が 参考になるなら、まだ下げ切っていない。

前回、商品が強気相場から弱気相場に大きく転じた際には、この比 率はもっと低かった。供給が不足する中、同比率が1980年10月にピーク を付けた後、生産各社は高値に対応して増産を進めた。供給が過剰にな り始めると、同比率は96%低下し1999年2月に過去最低の0.1となっ た。

供給不足から過剰への移行は聞き慣れた現象かもしれない。同様の 供給面のシフトにより、S&P・GSCI指数とS&P500種株価指数 との比率は現在0.17と、2008年のピークから約75%低下している。

1999年に付けた0.1まで同比率が低下するには、S&P500種株価指 数が現行の水準を維持するならばS&P・GSCI指数はさらに43%下 げる必要がある。S&P・GSCI指数はこの1年間で既に42%低下し ている。

強気派にとって救いとなるのは株式相場の一段の上昇かもしれな い。そうなれば、比率が1999年の低水準となる際に商品の下げ幅は縮小 することを意味する。

原題:Commodities Are Cheapest Since 2002, But Maybe Not Cheap Enough(抜粋)

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