あまり聞いたことのない通貨が市場に大打撃を与え得る

外国為替市場で最下位争いが続い ている。今月に人民元を切り下げた中国が引き金を引いたと言えるだろ う。先週はカザフスタンが通貨テンゲの相場管理を放棄した。テンゲ は22%急落し、次はどの国かと臆測が市場に広がった。10通貨程度が想 定されている。

通貨安は多くの新興市場の株売りにつながった。直近の高値からの 下落率が20%を超え、弱気相場入りした市場も多い。香港とインドネシ ア、台湾は弱気相場入りし、フィリピンとブラジルもそれに近い。

MSCI新興市場株指数は先週1週間で5.7%下落し、2012年5月 以来で最悪の週となった。最悪と言えば、先週はサンタクロースにとっ てすら悪い1週間だった。世界の子供たちがサンタに会えるサンタクロ ース村を運営するディアノルディアが破産の危機に直面。債権団から1 週間の猶予を与えられた。

原題:An Obscure Currency Can Ruin the Markets: What We Learned This Week(抜粋)

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