【個別銘柄】銀行株や原油関連が急落、サッポロHは高い

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24日の日本株市場で、株価変動材料のあった 銘柄の終値は次の通り。

銀行株:三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)は前週末 比8.3%安の746.9円、三井住友フィナンシャルグループ(8316) は8.1%安、みずほフィナンシャルグループ(8411)は8.2%安。銀行株 は東証1部業種別指数の下落率首位。ドイツ証券の山田能伸アナリスト は銀行株について、流動性が高いため利益確定売りの対象になりやすい と指摘。リスクオフ相場の時は影響を受けやすいとの見方を示した。

原油関連株:21日のニューヨーク原油先物は前日比2.1%安の1バ レル=40.45ドルで終了した。一時6年ぶりに40ドルを割り込む場面も あった。東燃ゼネラル石油(5012)が5.7%安の1101円、富士石油 (5017)が13%安の356円、昭和シェル石油(5002)が7.3%安、出光興 産(5019)が4.3%安など。

ホンダ(7267):6.5%安の3704円。米運輸省道路交通安全局 (NHTSA)は18日から開始した調査で、ホンダの2008年型アコード に搭載しているエアバッグが、不具合によって衝突の際に作動しない恐 れがあり、最大で38万4000台が対象となる可能性があるとした。

新日鉄住金(5401):7.1%安の245円。24日午前にグループの日鉄 住金鋼管の川崎製造所(神奈川県川崎市)で火災が発生したことが嫌気 された。隣接する花王の川崎工場に延焼するなどし、消防車14台が出 動、消火活動にあたった。川崎市消防署によると、この日の午後に火災 は鎮圧した。

サッポロホールディングス(2501):2.7%高の504円。JPモルガ ン証券は投資判断を「中立」から「オーバーウエート」に、目標株価 を500円から600円に上げた。リスクオフの様相が強まる中で、来期20% 超の営業増益とのれん調整PER14倍のバリュエーションは魅力的、と 指摘。15年12月期営業利益予想を従来の160億円から前期比9.3%増 の161億円に、16年12月期を193億円から同22%増の196億円に増額し た。

トヨタ自動車(7203):6.8%安の6994円。12日に中国・天津で起 きた爆発事故を受け、現場近くにある合弁工場の生産停止を26日まで延 長する、とトヨタ広報担当の黒須逸記氏が電子メールで明らかにした。 トヨタやレクサスの約4700台が損傷したという。

中国関連株:村田製作所(6981)は8.7%安の1万5260円、コマツ (6301)は2.4%安、資生堂(4911)は7%安、日立建機(6305) は3.9%安。中国内の景気減速が深刻しつつあるとの見方が払しょくさ れず、きょうの中国・上海総合指数は一時、前週末比9%安と、1996年 以来の下げとなった。

古野電気(6814):8.3%安の804円。16年2月期で新たに6億4300 万円を特別損失として計上する、と21日に発表した。防衛省に対する過 大請求に関し、関連案件が増加したことなどが要因。総額は従来の28 億5700万円から35億円に膨らむ。

野村総合研究所(4307):7%安の4540円。モルガン・スタンレー MUFG証券は投資判断を「イコールウエート」から「アンダーウエー ト」に下げた。

エプコ(2311):10%安の1564円。いちよし経済研究所は投資判断 「B(中立)」を継続し、フェアバリューを従来の2000円から1600円に 下げた。電力小売りの自由化に向けた戦略的費用の増加を予想。15年12 月期の営業損益予想を従来の1億5000万円の黒字から2億4000万円の赤 字、16年12月期を8億円から5億円に減額した。

イビデン(4062):6.7%安の1675円。三菱UFJモルガン・スタ ンレー証券は投資判断を「中立」から「アンダーウエート」に下げた。 電子部品セクター内での株価パフォーマンスの相対評価が低下したた め。

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