日本政府:ロシアに抗議をした、メドベージェフ首相の択捉島訪問で

日本政府は22日、固有の領土である北方領土 の択捉島をメドベージェフ首相が訪れたことについて、駐日ロシア大使 に抗議の申し入れをした。

ロシアのメドベージェフ首相は択捉島を訪問、日本政府は直ちに林 肇欧州局長がアファナシエフ駐日ロシア大使へ電話で抗議をした、と外 務省が電子メールを通じた報道発表資料で明らかにした。これに対して 駐日ロシア大使はロシアの原則的な立場を述べた、としている。

メドベージェフ首相が北方領土訪問の意向との報道を受けて菅義偉 官房長官は7月下旬、中止を申し入れるとともに訪問すれば日本の国民 感情を傷つけるもので受け入れられない、と記者会見で述べていた。今 回の訪問を受けて、8月末で最終調整していた岸田文雄外相の訪ロは先 送りする、と日経新聞(電子版)は報じている。

安倍晋三首相はロシアのプーチン大統領の訪日を今年の適切な時期 に実現したいと2月の施政方針演説で述べる。安倍首相は5月には来日 したロシアのナルイシキン下院議長と会談、この場でプーチン大統領か らのメッセージがあった、と菅官房長官は明らかにしていた。

北方領土は歯舞群島、色丹島、国後島と択捉島。内閣府のサイトに よると1945年8月の第二次世界大戦終了直後、ソ連軍(現ロシア軍)に よって不法に占拠され、今もなおロシアに不法占拠されている。

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