欧州株:ストックス600、調整局面入り-中国懸念で3日続落

21日の欧州株式市場では指標のストックス欧 州600指数が3営業日続落。過去最高値からの下落率は13%に達し、調 整局面入りした。

英FTSE100指数は20日に調整局面に入った。西欧市場では18カ 国のうち13カ国で、主要株価指数の高値からの下落率が10%以上とな り、ドイツのDAX指数は18%下げている。

先週の中国人民元切り下げをきっかけとする株安は勢いを増し、米 国株にもついに波及。一方、安全とされる金や円は買われている。

MPPM(独エップシュタイン)で資産運用に携わるギレルモ・ヘ ルナンデス・サンペレ氏は、「中国は巨大な像で、動けば大きな勢いを 生じさせる」とし、「市場のセンチメントは間違いなく今年最悪の時期 にネガティブに変わった。8月は出来高が極めて小さいため、動きが増 幅される月であるためだ」と語った。

ストックス600指数が過去最高値を付けた4月以降、業種別指数で は商品銘柄が最も売られ、26%値下がりしている。スイスのグレンコア は今週、過去最安値を更新。第1四半期好調だった自動車銘柄や化学株 などの輸出銘柄も4月の時点から大幅に下げている。元の実質切り下げ で世界経済の力強さをめぐる懸念が高まった。

原題:Worst Rout for Europe Since ’11 Pushes Stoxx 600 to Correction(抜粋)

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