ブラジル株(21日):弱気相場入り、5月高値から21%下落

21日のブラジル株式市場で指標のボベスパ指 数は下落。5月の高値からの下げ率が21%に達し、弱気相場に入った。 中国製造業の景況感を示す指数が世界金融危機以降の最低水準となった ことでリスク資産を売る動きが加速した。

個別銘柄ではブラジル石油公社 (ペトロブラス)が7日続落。原 油価格が一時1バレル=40ドルを割り込んだことで売られた。

バンコ・モダルのエコノミスト、アルバロ・バンデイラ氏は「あら ゆる方面から悪材料が出ている。非常に失望させられる」と述べた。

ブラジルのルセフ政権が低迷する景気の活性化で苦戦していること から、投資家は弱気に転じており、中国経済がさらに鈍化するとの見通 しも重しとなっている。中国懸念を背景に商品相場は大幅下落し、新興 国市場が総崩れとなっている。

ボベスパ指数は前日比2%安の45719.64で終了。2014年3月以来の 安値となった。レアルは1.2%安の1ドル=3.4998レアルと、世界の主 要16通貨で最も大きく下げた。

原題:Brazil Stocks Enter Bear Market Amid Developing-Nation Selloff(抜粋)