トヨタ、国内工場で1400人規模を増強-次期プリウスなど生産

トヨタ自動車は次期プリウス投入などを控 え、国内工場で採用やグループ企業からの応援により1400人規模の増強 を進める。

事情に詳しい関係者によると、年内投入予定の次期プリウスを生産 する堤工場(愛知県)や今月デザインを一新したランドクルーザー生産 の田原工場(同)、クラウンやエスティマを製造する元町工場(同)な どで人員を必要としている。採用やグループ企業からの応援を含め 計1400人規模が1、2カ月の訓練を経て生産増強に対応する予定。

トヨタは期間従業員に対して、入社時に支給する特別手当10万円に 加え、最初の3カ月の契約期間後に契約を更新した場合、10万円の特別 手当を支給するなどで人員の確保を図っている。

9月に米ラスベガスで公開する次期プリウスは現在、堤工場で1日 に数台規模を試験生産している。関係者によると、年末の国内発売に向 けて11月ごろから事前受注を始める予定という。

トヨタ広報担当の酒井良氏は電話取材に「商品計画に関わる内容に コメントできない」と述べた。

プリウスは1997年の発売以来、世界累計で約350万台を販売し、ハ イブリッド車(HV)市場を形成した旗艦車種でもある。新モデル は2009年発売の3代目以来6年半ぶりとなる。

田原工場で生産するランドクルーザーは、デザインの一新ととも に、ミリ波レーダーと単眼カメラを用いて車や歩行者も認識するなど4 つの機能を備えた衝突回避支援パッケージを初採用し、最先端の安全機 能を標準装備する。

トヨタは8月4日、今年のグループ世界販売台数の計画を見直して おり、トヨタ単体の国内販売を引き上げていた。