弱気相場入り目前の香港株、割安だが買い時はまだか-AMP

香港株のバリュエーション(株価評価)は12 年ぶりの低水準となっているものの、AMPキャピタル・インベスター ズのグローバルストラテジスト、シェーン・オリバー氏(シドニー在 勤)に買い時だと納得させるにはもっと多くの材料が必要となりそう だ。

20日の香港株式市場でハンセン指数は下落し、弱気相場入り目前と なった。オリバー氏は、中国の成長が鈍化し米国の利上げが近づく中 で、同指数が一段と下げる可能性があると指摘。同指数の下落を受け、 バリュエーションは世界の株式との比較で2003年以来の低水準となり、 慢性的な電力不足や反政府勢力タリバンへの対応に苦しむパキスタンの 水準に並んだ。

オリバー氏は「香港株式相場の現在の水準は信じられないぐらい割 安だが、私が買いを急ぐことはない」と述べた。

香港が米ドルとのペッグ(連動)制を採用していることは、早けれ ば来月にも米国の利上げを輸入する格好となることを意味し、そうなれ ば金融サービスや不動産などが成長の原動力である香港経済に対する圧 力となる。中国の景気減速や人民元の実質切り下げも企業利益を圧迫し ている。

ハンセン指数は過去40年間の弱気相場で平均35%下落している。

原題:Hong Kong Stocks Are Priced Like They’re in Pakistan After Rout(抜粋)

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