ドイツ銀が思い切った組織改編検討、10年余りで最大-関係者

ドイツ銀行のジョン・クライアン共同最高経 営責任者(CEO)はここ10年余りで最も思い切った組織改編を検討し ていると、事情に詳しい関係者が明らかにした。

関係者が匿名を条件に述べたところによると、同行は取締役会に助 言する執行委員会の廃止を検討している。計画は暫定的なもので、実行 に移されるかどうかは分からないという。ドイツ銀の広報担当者はコメ ントを控えた。

先月就任したクライアン共同CEO(54)は資本強化と収益力向上 に取り組んでいる。当局がリスク低減化を求め投資家がコスト削減を迫 る中で、証券部門縮小への圧力もかかっている。

関係者によれば、再編案の中では事業部門の責任者を取締役会に加 えることも検討されている。クライアン、ユルゲン・フィッチェン両共 同CEOが率いる取締役会のメンバー8人は全員、執行委員会のメンバ ー。執行委員会にはほかに4つの事業部門の責任者も加わっている。

事業部門トップは投資銀行部門を率いるコリン・ファン、ジェフ・ アーウィン両氏、トランザクションバンキング部門のベルナー・シュタ インミューラー氏、資産・ウェルス・マネジメント部門のミシェル・フ ェイソーラ氏。消費者および中小企業向け部門のクリスティアン・ゼー ビング氏は、執行委員会と取締役会双方のメンバー。

執行委員会は2012年にCEOを退いたヨゼフ・アッカーマン氏が02 年に、意思決定の迅速化を目指して設置した。

原題:Deutsche Bank Said to Weigh Biggest Overhaul Since Ackermann (1)(抜粋)