武田薬「ベルケイド」の特許は無効-米連邦地裁が判断

武田薬品工業の米子会社ミレニアム・ファー マシューティカルズが多発性骨髄腫治療薬「ベルケイド」の特許をめぐ り後発医薬品(ジェネリック)メーカーを相手取って起こしていた訴訟 で、米連邦地裁は20日、2022年に失効するミレニアムの特許を無効とす る判断を下した。これにより、ジェネリックとの競争が数年早まる見通 しとなった。

デラウェア州連邦地裁のグレゴリー・スリート判事が後発薬メーカ ー側の主張を認めたことで、ベルケイドのジェネリック版は別の特許が 失効する17年5月にも市場に投入される可能性がある。

武田の7月の発表資料によると、ベルケイドの4-6月(第1四半 期)売上高は約420億円だった。

米ミシガン大学ロースクールのエリック・ゴードン教授は電子メー ルで、「どの製薬会社も主力製品の特許を失いたくないため、この判断 は打撃となる」と指摘した。

ミレニアムはベルケイドのジェネリック版販売を阻止するため、12 年にアクタビスやノバルティス傘下のサンド、アコード・ヘルスケアを 提訴した。

武田の米国在勤広報担当者、エリザベス・ピンパンク氏は電子メー ルで、「われわれは現在、判決の内容と次の措置を検討しているところ だ」とコメントした。

原題:Takeda Velcade Patent Overturned in Win for Generic-Drug Makers(抜粋)

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