米ギャップ:5-7月利益は予想と一致、通期見通し据え置き

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米衣料品チェーン最大手、ギャップの5-7 月(第2四半期)利益はアナリストの予想と一致した。同社は主力ブラ ンドの立て直しに取り組んでいる。

20日の発表資料によると、1株利益は64セントとなった。これは 約175の「ギャップ」店舗閉鎖と250人の削減に伴う影響(1株当たり12 セント)を除いた数値。同社自身の見通しとブルームバーグ集計のアナ リスト予想と一致した。

2月に最高経営責任者(CEO)に就任したアート・ペック氏は 「ギャップ」と「バナナ・リパブリック」のてこ入れを図っている。両 ブランドの業績はそれより価格帯が低い「オールド・ネイビー」を下回 っている。ペックCEOは為替変動に伴うドル換算後の海外売上高の目 減りへの対策を進めているほか、米西海岸の港湾での貨物滞留に伴う在 庫問題にも取り組んでいる。同社の5-7月期の既存店売上高は前年同 期に比べ2%減少した。

同社発表によると、5-7月期は為替の影響で利益が1株当たり約 4セント押し下げられた。純利益は2億1900万ドル(約270億円、1株 当たり52セント)と、前年同期の3億3200万ドル(同75セント)を34% 下回った。売上高は約2%減の39億ドルだった。

2016年1月通期の1株利益については最大2.80ドルとの見通しを据 え置いた。

決算発表を受け、ギャップの株価は時間外取引でほぼ変わらずとな っている。年初からこの日の通常取引終値までの騰落率はマイナ ス20%。

原題:Gap’s Earnings Meet Estimates as New CEO Works to Revamp Chain(抜粋)