アジア・太平洋株式サマリー:中国、香港株下落-インドも下げる

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下 の通り。

【中国・香港株式市況】

20日の中国株式相場は下落。上海総合指数が2週間ぶりの安値を付 けた。政府による新たな相場支援への期待もあったが、景気減速と人民 元安で資本流出が加速するとの懸念が根強かった。

上海総合指数は前日比3.4%安の3664.29と、6日以来の安値で終 了。本土証券取引所の上場銘柄の約17%が引き続き売買停止だった。 CSI300指数は前日比3.2%安と、6週間ぶりの安値を付けた。

香港市場では中国本土株で構成されるハンセン中国企業株(H株) 指数が前日比2.3%安で終了。ハンセン指数は同1.8%安と、弱気相場入 りまで3ポイント内で引けた。

浙商証券の張延兵アナリスト(上海在勤)は、「市場心理は依然弱 く、上海総合指数は短期的に3500から3900のレンジ相場になるだろう」 と分析。「中国株式相場が安定するかは今後の経済指標と一段の緩和策 にかかってくるだろう」とコメントした。

本土市場で広州白雲山薬業(600332 CH)が10%安。中国船舶重工 (601989 CH)は9%下落。浙江核新同花順網絡信息(300033 CH) は10%安。同社は中国証券監督管理委員会(証監会)の調査を受けてお り、一時的に上場廃止となる恐れもあると発表した。

【インド株式市況】

20日のインド株式相場は1週間ぶりの大幅安。指標のS&P・ BSEセンセックスは今週3回目の下げとなった。世界景気減速に伴い 投資家らが高リスク資産を手放すとの懸念が強まった。

原油相場が再び下げ基調となったことを受け、インド石油ガス公社 (ONGC)は2年ぶり安値まで下落。国内最大の産銅会社ベダンタ は2009年3月以来の安値を付けた。インドステイト銀行とアクシス銀行 も大きく売られた。世界最大の製油所を所有するリライアンス・インダ ストリーズも大幅安となった。

センセックスは前日比1.2%安の27607.82で取引を終了。新興市場 株は09年以来の安値に向かっている。世界景気が米利上げを乗り切るほ ど力強くはないとの懸念が高まっている。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前日比1.7%安の5288.58。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比1.3%安の1914.55。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比0.1%高の8029.81。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE