誰の頭にもなかった台湾利下げ公算、急浮上-景気鈍化で

台湾経済が2012年以来の低成長となったこと で、債券トレーダーの間では台湾中央銀行が利下げするとの観測が急浮 上してきた。1カ月前はこうした予想は皆無だった。

ブルームバーグが今週実施した調査によると、同中銀が年末までに 政策金利を0.125ポイント引き下げて1.75%にすると予想した人が15人 中9人に上った。7月時点では回答者40人全員が据え置きを見込んでい た。

台湾中銀は11年以来、政策金利を変更していない。中国や韓国な ど25を超える国・地域が今年に入って借り入れコストを引き下げる中 で、台湾ドルは今年最も堅調な新興市場通貨となっている。

しかし、台湾の4-6月(第2四半期)GDP(域内総生産)改定 値は輸出減少が響いて前年同期比0.52%増にとどまり、ブルームバーグ がまとめた市場関係者20人全員の予想を下回った。最大の貿易相手であ る中国が人民元を切り下げたことも台湾の利下げ観測を強めている。

原題:Taiwan Rate Cut in ’15 Goes From No Chance to Likely for Traders(抜粋)

--取材協力:Argin Chang、Miaojung Lin、Chinmei Sung、Cynthia Li.

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