ジャンク債リスクが今年最悪の水準-原油安で投資家が動揺

エネルギー市場が再び下落基調をたどる中 で、ジャンク債(投機的格付け債)の投資家は落ち着きを失っている。

投機的格付けの100社の債券に連動するマークイットCDX北米ハ イイールド指数のリスクプレミアムは6.3べーシスポイント(bp、1 bp=0.01%)上昇の394bpと今年最大となった。ブラックロックの 「iシェアーズiBoxx米ドル建てハイイールド社債ETF」の価格 は今月に入り4年ぶりの低水準近くまで下げを拡大した。

1バレル=41ドルを割り込んだ原油価格がジャンク債市場の投資家 を動揺させている。ジャンク債のパフォーマンスは、このままいけ ば2008年以来となる3カ月連続のマイナスとなりそうだ。

LPLファイナンシャルの投資ストラテジスト、アンソニー・バレ リ氏は「原油価格は年初来の安値圏の動きが続き、石油産業への影響だ けでなく世界の成長をめぐる懸念に引き続き拍車を掛けている。今夏は 米連邦準備制度と中国、原油価格、米ドルが債券相場を主に動かす状況 が続いている」と指摘した。

原題:Junk-Bond Risk Gauge Surges to ’15 High Amid Escalating Oil Rout(抜粋)