米ステーキ店でバイソン肉人気-草が飼料、健康志向にマッチ

米ステーキハウス、エディー・メルローズで 提供されるバイソンのヒレ肉は47ドル(約5800円)と、ニューヨーク・ ストリップステーキと同じくらい高く、大きさは半分ほどだ。

草を飼料とするバイソンの肉は、カロリーやコレステロール、脂肪 が牛肉より少ないという特徴があり、しかも供給量は十分でない。レス トランは値上げに動き、かつては限られた顧客が好んでいた食肉だった バイソン肉を米ホールフーズ・マーケットやクローガー、コストコ・ホ ールセールといった小売業者も扱うようになった。

バイソンの需要増加は有機食品が好まれるというより広範なトレン ドの一部であり、小さな動きではあるが食品業界で広がっている。これ らの食肉への需要が伸びている背景には、健康への効果が認識されてい ることに加え、米国で消費されるタンパク質の供給の大半を占める工場 方式の畜産への拒否反応が広がっていることがある。

バイソン肉の販売を手掛ける米ブラックウィング・クオリティー・ ミーツのロジャー・ガーバー最高経営責任者(CEO)は、「現在の消 費者は食品業界を信頼していない。ホルモン剤や抗生物質が含まれてい ないと分かれば安心できる」と指摘する。

バイソンを食用に供することは目新しいことではない。ニュース専 門局CNN放送の創業者、テッド・ターナー氏は個人として最も多くの バイソンを飼育し、2002年からバイソンのショートリブやミートローフ などを提供するレストランを複数開店している。

コロラド州の加工業者グレート・レンジ・ブランド・バイソンによ れば、民間の畜産業者の取り組みにより北米には50万頭を超えるバイソ ンがいる。1800年代後半に絶滅の危機にひんし1000頭を下回った が、1970年代までに飼育数が増加し、食肉として販売されるようになっ た。

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原題:Bison Is the New Beef as Diners Swap Steak for Grass-Fed Game(抜粋)

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