ドル強気派が窮地に-議事録受け9月の米利上げ確率が低下

市場で来月の米利上げ見通しが後退する中 で、ドルの強気派は窮地に追い込まれているようだ。

19日に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録を受 け、20日のドル相場は弱含んでいる。議事録には大半の参加者が「政策 を引き締める状況にまだ達していないと判断した」と記された。投機家 によるドル買い越しは先週まで8週間連続となり、2010年以来最長とな った。

オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)のニュージーラ ンド部門シニア通貨ストラテジスト、サム・タック氏(オークランド在 勤)は「議事録にはインフレについて幾分ハト派的なメッセージが盛り 込まれていた」と述べた。

ブルームバーグ・ドル・スポット指数は一時、0.1%安の1206.90。 日本時間20日午前10時18分現在は1207.80。前日は0.3%安だった。ドル は対ユーロでは0.1%安の1ユーロ=1.1136ドル。前日は0.9%安だっ た。対円はほぼ横ばいの1ドル=123円90銭。ニューヨーク市場で は0.5%安だった。

先物市場に織り込まれた9月のFOMC会合での利上げ確率は 約36%と、議事録公表前の約50%から低下した。

原題:Dollar Bull Herd Exposed as September Fed Rate-Rise Odds Shrink(抜粋)

--取材協力:Andrea Wong.