英ロイズを元為替トレーダー提訴-内部告発で不当解雇と主張

英銀ロイズ・バンキング・グループの元為替 トレーダー、ポール・カルリエ氏は、不正が疑われる行為を内部告発し たことで不当解雇されたと主張し、ロンドンの雇用審判所に今年に入り 損害賠償を求めて提訴した。

審判所の書記官によれば、9月に審理が開始される予定。同氏は公 益情報開示(いわゆる内部告発)を行ったことを理由に不当解雇された と訴えている。

外国為替市場のレート操作をめぐり各国当局が調査に動く中で、米 銀シティグループを解雇された4人の為替トレーダーも同行を提訴した ことが今週明らかになった。

カルリエ氏は「ロイズは解雇の理由についてコスト削減以外にはな いと主張しているが、本当の理由は雇用審判所への申し立てで私が詳述 したようなことだと確信している。それを記録としてはっきり残してお きたい」と電子メールでコメント。ロイズは「問題となっている個人は 人員削減プロセスに沿って離職したものであり、訴えの根拠を欠くとわ れわれは考えている」と文書で反論した。

リンクトインのプロフィルによれば、同氏は米銀JPモルガン・チ ェースの前身であるチェース・マンハッタン銀行やスイス最大の銀行 UBSグループを経て、2012年7月から15年1月にかけてロイズで勤務 した。

原題:FX Trader Carlier Says Lloyds Fired Him for Whistle-Blowing (1)(抜粋)

--取材協力:Jeremy Hodges.

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