中国中銀、大規模な資金供給再開-中期貸出などで連日の注入

中国人民銀行(中央銀行)が再び流動性の蛇 口をひねった。19日に14行に計1100億元(約2兆1300億円)を供給し た。

人民銀はソーシャルメディア微博の公式アカウントで、6カ月物の 中期貸出制度(MLF)を通じて商業銀行に利率3.35%で資金を供給し たと発表。対象となった銀行名は明らかにしていない。利率は7月に実 施したMLFと同水準だった。

中国当局は不安定な株式相場の下支えを図っているほか、人民元を 買い支えるため銀行システムから元を吸収している。人民銀はこうした 中で潤沢な流動性を維持するため、市中銀行に資金を注入した。

中国は先週、元相場が約20年ぶりの大幅安となるのを容認したが、 ブルームバーグが市場関係者を対象に実施した調査では、当局は外貨準 備高を1カ月当たり400億ドル(約4兆9600億円)使って一段の元安を 防ぐとみられている。人民元を防衛するには人民銀は市場で元を買わな ければならず、流動性がその分減少する。19日の中国の翌日物レポ金利 は4月以来の高水準に達した。

人民銀は18日には7日物リバースレポで1200億元を金融システムに 供給。これは2014年1月以降で最大規模だった。

人民銀のデータによれば、人民銀は7月にMLFで2500億元を銀行 に注入し、同月末時点のMLF残高は3800億元だった。

原題:PBOC Opens MLF Liquidity Tap Again as Yuan Defense Drains Funds(抜粋)

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