8月19日の欧州マーケットサマリー:株が6週ぶり安値

欧州の為替・株式・債券・商品相場は次の 通り。(表はロンドン午後6時現在)

為替         スポット価格 前営業日
ユーロ/ドル        1.1062   1.1024
ドル/円            124.06   124.41
ユーロ/円          137.24   137.14


株               終値   前営業日比 変化率
ダウ欧州株600   381.31     -6.82    -1.8%
英FT100      6,403.45   -122.84   -1.9%
独DAX      10,682.15   -233.77   -2.1%
仏CAC40     4,884.10   -87.15    -1.8%


債券          直近利回り 前営業日比
独国債2年物      .26%        .00
独国債10年物     .62%        -.02
英国債10年物     1.83%       -.04


商品                  直近値   前営業日比 変化率
金   現物午後値決め  1,126.15    +14.70   +1.31%
原油 北海ブレント         47.09     -1.72    -3.52%

◎欧州株:6週ぶり安値、中国経済減速を懸念-輸出銘柄が安い

19日の欧州株式相場は下落。指標のストックス欧州600指数は6週 間ぶり安値を付けた。中国経済の減速をめぐる懸念から、輸出銘柄を中 心に売りが広がった。

ストックス600指数は前日比1.8%安の381.31で取引を終了。前日ま で続伸していた。業種別指数では自動車株が2.5%、化学株が2.4%それ ぞれ下げ、資源銘柄は終値ベースで2009年以来の低水準となった。

スイスの資源会社グレンコアは9.7%下げて最安値を更新。大幅減 益が嫌気された。フランスのプジョーシトロエングループ(PSA)と ドイツのダイムラー、独BASFも大きく下げた。

ドイツ銀行のマクロ部門グローバル共同責任者、ニック・ローソン 氏(ロンドン在勤)は「投資家らがどの段階で市場に参加するのか興味 深い」とし、「自動車や工業、化学などの銘柄はいずれ下げた分を取り 戻すだろう。こうした動きは中国人民銀行が先週介入した後に見られ た。市場は成長やデフレから業績へと焦点を移している」と発言した。

中国人民銀が先週に人民元を実質切り下げて以降、それが商品や自 動車などモノの需要に与える影響が懸念され、ストックス600指数 は4.6%下げている。

この日の西欧市場では、独DAX指数が2.1%下落。前日は1月以 来で初めて200日平均を割り込んで終了した。一方、ギリシャのアテネ 総合指数は0.3%上昇。ドイツ議会が最大860億ユーロ規模の第3次ギリ シャ救済を承認した。

原題:China-Led Concern Drags European Stocks to Lowest in Six Weeks(抜粋)

◎欧州債:ドイツ債ほぼ変わらず、もみ合う展開-FOMC議事録控え

19日の欧州債市場では、ドイツ国債がほぼ変わらずとなった。米利 上げ開始時期を見極める上で米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事 録が注目される中、ユーロ参加国の国債はもみ合う展開となった。

高利回りの国債は一時上昇。ドイツ議会が最大860億ユーロ規模の 第3次ギリシャ救済を承認し、同国のユーロ圏離脱リスクが低くなった ためだ。FOMC議事録は米東部時間午後2時に公表される。

クレディ・アグリコルCIBの債券アナリスト、オーランド・グリ ーン氏(ロンドン在勤)は「FOMC議事録が注目される」とし、「タ カ派的な見方が強まっているかが重要だ」と発言。同氏自身は9月利上 げ開始を予想するが、実際の決定は「予断を許さない」と付け加えた。

ロンドン時間午後4時15分現在、ドイツ10年債利回りは前日比ほぼ 横ばいの0.64%。同国債(表面利率1%、2025年8月償還)価格 は103.51。利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇 したり、2bp下げる場面もあった。

イタリア10年債利回りは2bp上昇し1.83%。一時は4bp低下し た。同年限のスペイン国債利回りは2%で、ほぼ変わらず。1.97%まで 下げる場面もあった。

原題:European Bonds Fluctuate as Investor Focus Turns to Fed Minutes(抜粋)