欧州株:6週ぶり安値、中国経済減速を懸念-輸出銘柄が安い

19日の欧州株式相場は下落。指標のストック ス欧州600指数は6週間ぶり安値を付けた。中国経済の減速をめぐる懸 念から、輸出銘柄を中心に売りが広がった。

ストックス600指数は前日比1.8%安の381.31で取引を終了。前日ま で続伸していた。業種別指数では自動車株が2.5%、化学株が2.4%それ ぞれ下げ、資源銘柄は終値ベースで2009年以来の低水準となった。

スイスの資源会社グレンコアは9.7%下げて最安値を更新。大幅減 益が嫌気された。フランスのプジョーシトロエングループ(PSA)と ドイツのダイムラー、独BASFも大きく下げた。

ドイツ銀行のマクロ部門グローバル共同責任者、ニック・ローソン 氏(ロンドン在勤)は「投資家らがどの段階で市場に参加するのか興味 深い」とし、「自動車や工業、化学などの銘柄はいずれ下げた分を取り 戻すだろう。こうした動きは中国人民銀行が先週介入した後に見られ た。市場は成長やデフレから業績へと焦点を移している」と発言した。

中国人民銀が先週に人民元を実質切り下げて以降、それが商品や自 動車などモノの需要に与える影響が懸念され、ストックス600指数 は4.6%下げている。

この日の西欧市場では、独DAX指数が2.1%下落。前日は1月以 来で初めて200日平均を割り込んで終了した。一方、ギリシャのアテネ 総合指数は0.3%上昇。ドイツ議会が最大860億ユーロ規模の第3次ギリ シャ救済を承認した。

原題:China-Led Concern Drags European Stocks to Lowest in Six Weeks(抜粋)

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