ドイツ債ほぼ変わらず、もみ合う展開-FOMC議事録を控え

19日の欧州債市場では、ドイツ国債がほぼ変 わらずとなった。米利上げ開始時期を見極める上で米連邦公開市場委員 会(FOMC)の議事録が注目される中、ユーロ参加国の国債はもみ合 う展開となった。

高利回りの国債は一時上昇。ドイツ議会が最大860億ユーロ規模の 第3次ギリシャ救済を承認し、同国のユーロ圏離脱リスクが低くなった ためだ。FOMC議事録は米東部時間午後2時に公表される。

クレディ・アグリコルCIBの債券アナリスト、オーランド・グリ ーン氏(ロンドン在勤)は「FOMC議事録が注目される」とし、「タ カ派的な見方が強まっているかが重要だ」と発言。同氏自身は9月利上 げ開始を予想するが、実際の決定は「予断を許さない」と付け加えた。

ロンドン時間午後4時15分現在、ドイツ10年債利回りは前日比ほぼ 横ばいの0.64%。同国債(表面利率1%、2025年8月償還)価格 は103.51。利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇 したり、2bp下げる場面もあった。

イタリア10年債利回りは2bp上昇し1.83%。一時は4bp低下し た。同年限のスペイン国債利回りは2%で、ほぼ変わらず。1.97%まで 下げる場面もあった。

原題:European Bonds Fluctuate as Investor Focus Turns to Fed Minutes(抜粋)