アイスランド中銀が再利上げ、6月に続き-景気過熱リスクで

更新日時

アイスランド中央銀行は19日、政策金利を引 き上げた。約7年続いた資本規制の下で景気が過熱するリスクに対応す るため、6月に続く利上げに踏み切った。

同中銀は政策金利である7日物担保付貸出金利を6.25%と、これま での5.75%から引き上げたと発表。6月の利上げ幅も0.5ポイントだっ た。

アイスランドは2008年末の金融システム崩壊を受けて敷いた資本規 制の下、経済の均衡維持に努めている。資本規制解除が最終段階に入り 資本の動きが活発化する中で、為替レートと消費者物価の安定に向けた 中銀の責任は重くなっている。

べネディクトソン財務・経済相は今月、規制が解除され通貨取引が 自由になるのに伴い新たな課題が生じるだろうと述べた。課題の一つ は、アイスランドがいわゆるキャリー取引の運用先になるのを防ぐこと だ。金融崩壊に至るまでの数年にはキャリー取引がアイスランド経済を 不安定化させていた。「異常に大量の資本流入を招きたくないなら、周 辺諸国との比較において金利を高くするのには限度がある」と先週のイ ンタビューで語った。

原題:Iceland Raises Rates as Economy Heats Up Under Capital Controls(抜粋)