人民元ショックから1週間、揺れる新興市場通貨の負け組番付

中国が20年余りで最も大幅な通貨 切り下げで世界の市場に衝撃を与えてから1週間が経過した。この突然 の政策変更は既に苦境に見舞われていた新興市場を直撃、コロンビアと トルコの通貨は過去最安値を更新した。

中国人民元主導の通貨安騒動の負け組番付を見てみよう。

新興市場国は既に、原油相場急落と米利上げ見通しという逆風に見 舞われていた。当然、投資家は特に産油国から資金を引き揚げている。

アジア通貨も売られた。人民元が安くなればアジア諸国も輸出競争 力維持のために切り下げに追随するという観測が背景だ。マレーシア・ リンギットとインドネシア・ルピアはアジア金融危機の1998年以降で最 大の下げとなっている。

過去最安値を更新したのはコロンピア・ペソとトルコ・リラ。リラ は4営業日連続で最安値を更新した。南アフリカ・ランドは2001年来の 安値を付けた。

数少ない勝ち組は、幸運にも中国と関係の薄かったポーランドとハ ンガリー。

原題:Biggest Losers in Emerging Markets One Week After Yuan Surprise(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE