鉄鉱石探査会社が鶏卵販売-食品業に進出の豪資産家がお手本

鉄鉱石事業が非常に低迷しているため、カナ ダのある鉱山会社は同社最大のプロジェクトを棚上げし、新事業を始め つつある。それは、オーストラリア産の鶏卵を中国に販売するという事 業だ。

カナダのセンチュリー・アイアン・マインズによる唐突な新事業の 背景には、世界の鉄鉱石供給が過剰となり価格が4年間に68%下落した ことがある。同社のサンディ・チム最高経営責任者(CEO)は価格 が2018年まで回復しないと予想。豪鉱業界の資産家ジーナ・ラインハー ト氏とアンドルー・フォレスト氏が、アジア全域で食品需要が高まる中 で、食品生産へと事業を拡張している戦略を参考にしている。

チムCEOは、同社が食品部門のセンチュリー・フードを創業した トロントから電話インタビューに応じ、「豪州は鉱業から食品業に移行 しつつある」と説明。豪クイーンズランド州の養鶏農家協同組合サニ ー・クイーンが生産した鶏卵を香港とマカオ向けに販売する計画だ。

センチュリー・アイアン・マインズの株式の30%を保有する中国国 営の武漢鋼鉄と中国五鉱集団の支援を得て、チムCEOは鶏卵販売事業 に200万カナダ・ドル(約1億9000万円)を投資している。旗艦事業で あるケベック州とニューファンドランド・ラブラドル州にまたがるジョ イスレイク鉱山プロジェクト向けとしていた資本を充てている。

原題:Iron Explorer Sells Eggs as Australia Goes From Mining to Dining(抜粋)

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