ソフトバンク、米スプリント株を追加取得-所有比率80%超に

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日米で通信事業を展開するソフトバンクグル ープは18日、米子会社のスプリント株を追加取得したと発表した。5日 前にも約2300万株を取得したばかりで、スプリント株の価値が十分に評 価されていないことなどを理由としていた。

発表資料によると、取得株数は約1680万株で、13-17日に実施し た。スプリント株の17日の終値4.6ドルに基づくと、取得額は最大 で7700万ドル(約96億円)になる。スプリント株保有率は80%を超え た。13日時点でソフトバンクは追加取得の可能性があることを明示した 上、上場廃止の可能性がある85%以上は取得しないとしていた。

ソフトバンク孫正義社長は6日の決算会見でスプリントの業績につ いて「改善への光が見えてきた」と述べ、一時は売却も検討したが「今 は売却する気はまったくない」と話していた。

スプリントのマルセロ・クラウレ最高経営責任者(CEO)は18日 にブルームバーグ・テレビジョンのインタビューで、「スプリント株が 非常に過小評価されていると考えるなら、引き続きスプリントに投資す るだろう」とコメント。「われわれはスプリントの大規模な経営再建を 目前にしており、見通しには強い自信を持っている。だからこそソフト バンクがスプリントに投資を続けている」と付け加えた。

ソフトバンク株は18日の東京市場で、0.9%安の7440円で取引を終 えた。スプリント株は同日のニューヨーク市場で前日比5.7%高の4.86 ドルと、5月5日以来の高値で終了。今月は44%上昇している。

原題:SoftBank Boosts Sprint Stake Again on $73 Million Share Buy (2) (抜粋)

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