KKR:エネルギーが地雷原に、投資先が破綻-損失50億ドルか

投資会社KKRにとってエネルギー部門が地 雷原となった。

KKRが投資したエネルギー企業の中では、サムソン・リソーシズ が9月15日までに破産手続きに入る準備を進めている。昨年はエナジ ー・フューチャー・ホールディングスが連邦破産法の適用を申請してお り、サムソンは2社目の大型破綻となる。

両社の破綻に伴い、KKRのプライベートエクイティ(PE、未公 開株)ファンドの投資家とKKRが注ぎ込んだおよそ50億ドル(約6220 億円)の大半が吹き飛ぶ可能性がある。

エネルギー価格の下落はPE投資会社やヘッジファンド業界に打撃 を加えている。ブルームバーグがまとめたデータによると、2014年半ば 以降、上場している一部エネルギー会社の株価は170億ドル以上失われ た。投資会社の中では、アポロ・グローバル・マネジメントやリバース トーン・ホールディングス、カーライル・グループなどが影響を受けて いる。

KKRとTPGキャピタル、ゴールドマン・サックス・キャピタ ル・パートナーズによるエナジー・フューチャーの買収額は480億ドル で、レバレッジド・バイアウト(LBO、買収先の資産などを担保にし た借り入れによる買収)としては過去最大規模。サムソンの買収額72億 ドルは2011年のPE会社による買収としては2番目の規模だった。

ミシガン大学のエリック・ゴードン教授(経済・法律)は、 「KKRはエネルギー投資で徹底的にレバレッジをかけたが、結果的に はその報いを受けた」と述べた。

原題:KKR Losses May Reach $5 Billion From Samson, Energy Future Busts(抜粋)

--取材協力:Devin Banerjee.

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